1
2014年 05月 30日
5月のツアー
え〜・・・勿論、好きです(笑)。嫌いならツアーしないでしょうから。
ツアーをすれば人は一人では生きていけない事がよーくわかります。それでも行く先々で迷惑をかけて甘えながら生きております。
一人でぼーっとしているのも好きな私なのですが、それは多くの方々と関わりを持たせていただいているから言える贅沢な想いでしょう。
そんな事を想う私は自分の都合でわがままに生きている訳です。そして人は多かれ少なかれ自分の都合で生きていくのかなとも考えます。
だったら、人の気持ちも理解してあげられないといけませんね・・・皆さん自分を愛しているのですから、自分を愛するように人様も愛することができるようにならねば・・・などと思ったりしてね・・・・・実際はなかなか難しいんですが・・・・少しでもできるようにしたいです・・・・・。
▲
by spanishconnection
| 2014-05-30 01:20
| 日記
2014年 05月 07日
戯言
それは有名なピアニストが途中でコンサートを中止してしまったという話です。
コンサートは来て下さるお客様と共に作り上げるものだと思うのですが、静寂を共有しながら作り上げるコンサートもあると思います。
コール&レスポンスというのは所謂「盛り上がる」というものだけではなくて「静寂」というコール&レスポンスもあり得るのかなと思います。
奏者と聴衆が一体になるというのは何も全員が総立ちになって手拍子するということではないし、かけ声をかけたりジョークでその場を盛り上げるというのだけではないですよね?(もちろん、そうやって盛り上がる素敵なコンサートもあると思います。楽しさとお客様の笑顔がそこには沢山あります。私はそんなコンサートも大好きです。)その究極のアンチテーゼがこのピアニストのコンサートなんだと感じております。
そんな事を理解した上でこのピアニストのコンサートを催すにはあまりにも会場が広いのではと思いました。3000人近くもお客様が集まれば、全員がこのピアニストのコアなファンであるはずがありません。付き合いで来た人もいるし、もしや会場が満席にならないことをおそれた主催者サイドが招待券をバラまいたかもしれないです。咳をする人もいれば野次を飛ばす人もでてきます。
その事は主催者も奏者も想定内ではなかったのでしょうか?ましてやレコーディングもしていたということですよね。
諸経費を考えるとこのくらい大きな会場じゃないと成立しない事情があるのでしょうかね。
それならチケットの値段を10倍くらいにしてそれでも聴きたいっていうお客様だけを集めて会場を小さめにしてレコーディングもするっていうのはダメでしょうか?
かつてマイケル・ジャクソンが50万の入場料でパーティー開いたって
マイケルに会いたい人は沢山いらっしゃっいましたよね?
このピアニストに対して傲慢だとか聴衆が甘やかすからつけ上がるんだ、いい気になるなっていうのは少々乱暴な気もします。
たしかに高いお金を払うのはお客様です。ならばこのピアニストと一緒に作り上げる空間を楽しみたい人達だけが集えば良いのだと思うのです。
きっと極度に繊細なこと(本人だけがそう思っている場合もあるとも思いますが・・・)というのは、多くの聴衆を前にしてやるには限りがあるのではないかと思います。
あまり良い例えではないかもしれませんが、天才シェフとかの料理も一人で一度に3000人前は作れませんよね(笑)(アメリカの大統領が行ったお寿司屋さんとか・・)きっと10数人が限度なのではないでしょうか。
お客様はこのシェフに高額な代金を支払っても満足してお帰りになるのではないでしょうか?きっとその料理人と静寂の中で味を楽しんで、(またはそんな気分にだけなって)それぞれの感想を持ち帰っていくのではないかと思います。もし納得いかなければ次は行かないし、また食べたければもう一度高額なお金を払ってもこの料理を味わいに行くと思います。
高額なお金を払っても良いというお客様だけで成り立っているのだと思うし、
料理人もそれをわかってお店をやっているはずです。そのことを外野から批判的なことを言うのは筋違いだと思います。
このピアニストの音楽もそういう仕組みのなかで成立するものだと思うのです。
しかしながら、プロ根性みたいな論理を持ち出すのもあまり好きではありませんが、やはりステージに出た以上は最後まで演奏はするべきだったのでは?とも思います。「ママ〜、咳がうるさくて演奏できないの〜〜〜〜!」って言う感じがうっすらと無くもない・・・(笑)
最後のデザート出す前にシェフが帰ってしまったという感じなんでしょうか・・・・?
私は「最後までちゃんとやれよ〜〜!咳くらいでキレてるんじゃね〜よ」っていう思いと、
「静寂の中にこそ生み出される音楽を楽しむ為にはお客様にも理解が必要ですよ〜、皆さんお静かに願いますね。」という思いが同居して、この狭間でゆらゆらと心を揺らしているどっち付かずの中途半端な野郎でございます。
▲
by spanishconnection
| 2014-05-07 11:02
| 日記
2014年 05月 03日
2014年4月後半
HycladのCDリリースツアー4月後半は小岩のCOCHIから始まり、盛岡〜秋田〜宮古〜盛岡〜花巻〜平泉〜遠野〜福島〜水戸〜浦和〜平塚と続きツアーライブ20本が終了いたしました。
東北はちょうど桜が満開でした。今年の桜の印象ですが、ちょっと色が薄いのかな?それから盛岡の石割桜ですが、満開と聞いてたのですが、花が沢山無い?印象でした。
Hycladツアーの間に大塚GRECOでギタリスト4人によるライブに参加しました。こんなにいろんなスタイルで演奏できる楽器ってギター以外はあまり見当たりませんね。達者な方々の演奏に刺激を受けました。たまにはこういうライブに参加していかないといけませんね。共演者の方々にいろいろ教えていただけます。
5月もHycladのツアーが続きます。体のメンテナンスをしながらツアーを乗り切っていきたいと思います。

▲
by spanishconnection
| 2014-05-03 07:49
| 日記
1