2018年 01月 01日
2018年 明けましておめでとうございます。
2018年、明けましておめでとうございます。
新しい年を迎え、皆々様にとりまして幸福と健康に包まれます様、心より
お祈り申し上げます。
今年はかねてより計画していた事を実現しようと思っております。
僭越至極ではありますが、私のギター人生(というほど格好の良いものではありませんが・・・)にとって多大な影響を受けたのが、ブラジルの偉大なるギタリスト、バーデン・パウエルです。
え?パコ・デ・ルシアを始めとするフラメンコギタリストでは?と思う方もいらっしゃるでしょうが、ガットギターをずっと弾いていこうという決意をさせてもらったのはこの方でございます。もちろん面識もございませんし、一方的にただただ憧憬の的となっていた方であります。
数十年も前にエレキギターを弾いてスタジオミュージシャンに憧れておりました私は様々なスタイルでギターを弾きこなさないとならないと思い、ガットギター、特にボサノバのスタイルを研究しようという安直な考えにいたったのです。しかしながらボサノバのギターって誰を聴いたら良いのか?そりゃ、先ずバーデン・パウエルを聴くに限るだろー、言うアドバイスをいただき聴いたのがこのバーデン・パウエルなのですが、その衝撃は私にとって並大抵なものではありませんでした。
今まで聴いた事がないギターサウンド、まるでマシンガンみたいに音がこちらへ向かってくるようでした。
即座にこういったギタースタイルは片手間では演奏できるものでは無いと感じました。じゃあ、どうするか?答えは簡単で単純でした。ガットギターに専念すれば良いだけの事。
ということで翌日には家にあった全てのエレキギターをあっさりと売り払ってしまいました。この衝撃と決意はエレキギターへの未練を微塵も残さない程、大きなものでした。
それで今年2018年は私にとっての原点回帰であり、新たな出発をしようという決意で、かねてより実現したいと想い廻らしてしたバーデン・パウエルへのオマージュを込めたアルバムを制作しようという事に相成りました。
アルバムは完全ギターソロでバーデンの名曲、愛奏曲をバーデンのスタイルを踏襲しながら弾かせていただこうと思っており、昨年末から準備を開始し、現在進行中です。
3月の末にはアルバムをリリースして3/31~7/1まで1人全国を廻らせていただきます。
ツアーの日程もほぼ決定しております。このアルバムを引っさげて全国をお邪魔させていただきたいと思いますので、どうかお越しいただけたら幸いです。
どうぞ今年も応援の程、よろしくお願い申しあげます。m(_ _)m
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