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高精度放射線治療

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写真は20世紀少年の「ともだち」ではありません。頭頸部へ放射線を照射する際に被る為、使用した固定具です。
 私が受けたのは高精度放射線治療といいまして腫瘍の形どおりにピンポイントで放射線を当て正常細胞になるべく影響を及ぼさないというもので、多方向から腫瘍めがけて照射するので一回の照射量が多くできるんだそうです。
 まいにち往復2時間かけて通院しましたが、これが以外とウオーキング代わりになり軽い運動ができました。
 放射線もきちんと照射するには技術がいるそうで緻密な計算の元に実地するのは大変なんだそうです。
 私が通院した病院の先生は独自に放射線の器械を開発したそうで
かなりな精度で放射線治療をしていただきました。
 腫瘍をピンポイントで狙うと言ってもやはり正常細胞に影響はあります。
 副作用は多々ありました。ちょうど昨年のHyclad@JZbratあたりは
一番のピークでした。
 まずは口内炎・・・・くちびるや歯茎に一つできるだけで痛いのですが、それどころではありせません!上あごや喉にびっちりと口内炎ができます。数にして30個くらいはあったと思います。
 これは痛いです。激痛です・・・・・(笑)
それから吐き気があり、鼻血は出るし、耳は良く聞こえなくなるし、味覚障害になりました。
 ただ不思議なのはお正月に治療をお休みしたところ口内炎はみるみる回復しそれ以降の治療では口に違和感は出るのですが口内炎自体は発症しませんでした。
 ただ照射後の吐き気は続きました・・・・。
現在は味覚障害は8割方治っております。ただ放射線の副作用は時間が経ってから急にくるものもあるようですので油断はできません。
 放射線のおかげで腫瘍はきれいに無くなりましたが、化学療法のリスクはかなりあるということは否めないです。
by spanishconnection | 2016-04-03 09:56 | 日記